日本人の歯の平均寿命とその価値について
2024年3月27日
こんにちは!
江戸川橋の歯医者「EBMデンタルクリニック」です!
皆さんは、日本人の歯の平均寿命をご存知でしょうか?
また、ご自身の歯にどれほどの価値があるのか考えてみたことはありますか?
今回は意外と知られていない『日本人の歯の平均寿命と価値』についてまとめていきます。
この記事を読み終わる頃には、歯の大切さをより一層強く感じ、定期検診の予約をしたくなっているかも知れません。
日本人の歯の平均寿命
80歳を迎える頃、日本人の残存歯数は「8本」と言われています。
通常、人の歯の本数は28本あります。
それと比較すると、約3分の1程度しか残っていないんです。
それだけ歯が減ってしまうと、食事も柔らかい食材しか摂ることができなくなります。
「よく噛む」ことが出来なくなり、認知症や生活習慣病を引き起こしてしまうのです。
歯の価値について考えてみましょう
1本あたりの歯の価値について、考えたことはありますか?
日本人が考える歯の価値は1本あたり約35万円(口の中全部(28本)で980万円)と言われています。
この金額を聞いて、高いと感じるでしょうか。
歯科医師が考える歯の価値は、1本あたり104万円(口の中全部(28本)で2,912万円)です。
かなり高額になりました。
そして、歯科先進国であるアメリカ人が考える歯の価値は1本あたり500万円(口の中全部(28本)で1億4,000万円)です。
私たち日本人が考える歯の価値よりも、約14倍も高い価値を見出しているのです。
定期検診で天然歯の寿命を伸ばす
歯科先進国のアメリカでは、自分の歯をしっかり保持している高齢者がたくさんいます。
日本とアメリカの違いは、予防に対する意識の差です。
アメリカでは「自宅でのケア」と「歯科医院でのケア」を両立させている人が多いです。
自宅での歯磨きでは除去しきれない頑固な汚れがあり、それが虫歯や歯周病の原因になります。
歯科医院での専門的なクリーニングなら、そのような汚れも綺麗にできます。
生涯自分の歯で食事が楽しめるよう、定期検診で歯の健康を守りましょう!